パーマンのコピーロボット

新型コロナウイルスの影響で仕事や収入が激減している方もいれば、これすらもビジネスチャンスと見て動く人もいます。

ビジネスチャンスとはいっても、マスクの買い占めのような行為は、みんなが幸せになるビジネスではなく、みんなが不幸になるビジネスなので、批判されても当然だとは思います。

私の依頼者の方のなかには、新宿という土地柄、風俗関係の方も多数いらっしゃるのですが、ネットキャバクラが大変流行しているという話も聞きました。ただこれも、実情はパパ活の温床になっているらしく、いろいろなひずみが生まれているなと日々感じます。

 

弁護士の仕事は、景気の良い時には景気の良い依頼が、景気が悪いときには破産など景気の悪さに起因した依頼(破産する人が悪いという意味ではありませんので誤解なきよう)があり、そういう意味では、景気に左右されない業界なのかもしれません。

ありがたいことにこういった時期でもご相談やご依頼があり、日々忙しく過ごしていますが、徹夜で仕事をしないといけないときなどは、パーマンのコピーロボット(古い??)のように、自分のコピーがいればな~と思ったりします。

自分のコピーであれば、自分と同じクオリティで仕事ができるので、他の弁護士や事務局に手伝ってもらうより効率がいいと思ってしまうわけです。

 

でも、これって、よく考えると、ものすごく傲慢な考え方なのかなと、ふと思いました。

自分ひとりの個人事務所でやっているのであれば話は分かりますが、私も複数人事務所に所属する弁護士の一人に過ぎません。

組織というものは、そこに所属する人たちが、それぞれの個性をもって、得意不得意をカバーしながら、ひとつの目標に向かっていくからこそ成長するとすれば、そこに私が複数いても成長はありません。

裁判所に提出する書面ひとつをとっても、違う弁護士でダブルチェックすることで、よりよい書面にブラッシュアップできるのであって、仮に私と「私のコピーロボット」が二人でみても、何も改善できません。

 

よく人に対しては敬意をもって接するべきと言います。

ここでいう敬意というのは、敬語で丁寧に接しろという意味ではなく、一人ひとりの個性を尊重しようということだと気が付きました。

完全無欠の超人でもない限り、かならず自分の不得手な部分はあり、必ず目の前の人から学べることはあります。

個性がない手段よりも、一人ひとりが個性的であるほうが強く、その個性的な集団が一つの目的に向かってまとまっているのが、最強の組織なのでしょう。

そして、個性的な集団がまとまる唯一の方法は、それぞれが、その個性を認め合う(=敬意を払う)ということなのかなと、そんな気がします。

 

ちなみに私が日々研究する交渉においても、相手に敬意を払うことが交渉の出発点になるので、とても重要です。

 

そんなことにふと気が付いた自分を秀才と一瞬思いましたが、それが傲慢なのかなと思ってみたり(^^;

 

ところで、パーマンは名作です(とくに、人間ではない猿にヘルメットをかぶせる発想は常識に囚われないという意味で見習うべき点があると思います)。

 

ではまた(^^)

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